用途変更の確認申請
先日、設計事務所の方の仕事で、平塚市に事務所ビルから専修学校への用途変更申請を出したのですが、申請料は、新築の場合の半分だということ、既存の建物の構造審査はしないということで、申請料を支払って帰ってきたら、後で市役所から電話があって、
『大変申し訳ないことなのですが...』と、ずいぶん低姿勢で、言いにくそーに話すので、何事かと思いきや、申請料の金額を間違えたとのこと。
用途変更の申請料は、トータル金額の半分ではなく、確認申請にかかる審査の面積の数字を半分にして、申請料を計算するのだということで、受付時に全体金額を単純に半分にしてしまったため、申請料を少なく受け取ってしまったということでした。
後日、『軽微な変更』の訂正をするために役所に出向いたときに、不足料金を支払ったのですが、受付時の担当者と責任者らしき人とが2人で、私の前で深々と頭を下げて謝罪をするので、他のカウンターで申請受付している方々が、何事かと私の方を見ていて--まるで私が、偉そうな態度をしてるみたいで--ちょっと恥ずかしかった...です。
それから、
『軽微な変更』の解釈について、役所の担当者は、このように言っておられました。
1.指摘事項で、明らかに書き忘れとか書き間違いだと、容易に判断されるものは
修正を認める。
2.図面について、差替えは認めないが、図面を追加することは認める。
つまり、記入漏れとか、指摘事項の訂正などを、その場で赤ペンと定規
を使って直すのではなく、事務所で修正済みの図面を持参して、
担当者がチェックしてOKを出せば、追加図面として認める。
その際、旧図面、新図面、というゴム印が押される。
ということで、確認申請を受付した後は、全く修正を認めない、ということでもないよーで。
いつもは確認申請機関に出していたのですが、申請受付後の変更を認めないという法改正にるトラブルを避けるためか、申請受付までに事前チェックを入念にするらしく、受付けるまでに2ヶ月かかるというので市役所に申請したのですが、確認申請機関よりも役所の対応の方が、丁寧で感じ良かったな~という気がします。
最近の役所は、対応がソフトになってるみたいです。
2007年11月 5日
カテゴリー:建築のこと