芝浦工業大学工事現場事故の後始末
8月1日(金)の芝浦工業大学新キャンパス新築工事の現場で起こった事故ですが、この日は外出していて、札の辻の辺りで自転車で信号待ちをしていたら、パトカー・救急車・はしご車が、サイレンを鳴らして芝浦の方に向かっていくので、何事かと思っていました。
芝浦商店街のさわやか信用金庫に振込支払いをしに行こうとしたら、芝工大現場前の道路が事故で大騒ぎになっていて通行止め!
15時まであと数分だったので、急いで迂回して、何とか当日振込みに間に合いました。
ずれたパネルは撤去されてます。
折れた養生は、直されて元通りになってます。
飛び散ったコンクリートは、掃除されてますが、
もう少し前は、街路樹の葉っぱに飛び散ったコンクリートを落としたりとか、
いろいろ作業されてました。
むらさき書房さんのマガジンラックの雑誌などは、コンクリート飛散の被害で
すっかり撤去されてます。
落下時や掃除などで飛び散った砂利などの細骨材が
グレーチングの目につまってしまったようで、
作業員の人が取り除いてます。
被害に遭われた方々はお気の毒だと思いますが、
もっと大きな事故にならなくてよかったです。
夏休みなので、いつも歩いている小学生もいなかったし。。。
夏祭りも終わったところだったし。。。
この現場のインテリアのお仕事を少しさせていただいているので、
他人事とは思えませんし、
現場の責任者も大変だろうな
と思います。
工事現場には、
事故を無くそうというスローガンや注意書きが
必ず掲げてありますが、
作業員だけでなく、通行人も巻き添えになってしまうので、
原因究明と今後の対策は、しっかりとお願いしたいものです。
==ニュース記事から引用==
1日午後2時15分ごろ、東京都港区芝浦3丁目の芝浦工業大学新築工事現場で、8階建て大学棟の8階部分から生コンクリート数トン分が流れ落ち、約20メートル下の歩道を歩いていた会社員の男性(39)を直撃した。男性は生コンに埋もれ、肋骨(ろっこつ)や腕、太ももの骨が折れる重傷を負った。
三田署の調べでは、作業員が外壁の鉄骨とパネルの間に生コンを流し込む作業中、パネルがずれ、すき間から生コンがこぼれた。生コンは路上で幅約10メートル、長さ約40メートルに広がった。大学によると、直撃された男性のほか十数人に生コンがかかったという。
==引用終わり==
2008年8月 2日
カテゴリー:建築のこと