屋上緑化-第2回
これからまた、会議が続くので、
つらい毎日です...。
☆☆今日の豆知識 ―屋上緑化の維持管理―☆☆
植物や樹木は、施工したあとの維持管理がとっても重要で、
それを怠っているにもかかわらず、
補償期間だからと瑕疵を主張されることもあるよーで、
管理契約の範囲が曖昧だと、なかなか問題も多いらしい。
年間スケジュールとしては、
建物の排水ドレイン等点検清掃: 3回/年
建物の防水層・耐根層の点検: 1回/年
除草: 2回/年
刈り込み: 1回/年
施肥: 1回/年
病害虫防除: 適宜
補植: 1回/年
土壌診断: 必要に応じ1回/年
基盤材補給: 1回/年
見切り材排水孔点検清掃: 3回/年
手動灌水: 適宜
灌水装置タイマー等設定変更: 4回/年
フィルター点検清掃: 1回/年
電池交換: 1?2回/年
水抜き: 厳寒期随時
と、いろいろある。
全てをまとめてやれば、年2?3回程度の点検契約で
すむのかというと、そうではない。
専門家に言わせると、毎月点検したいくらいだそうだが、
せめて、2ヶ月に1回くらいになるように
各種作業をバラして、点検するようにすべきだそーだ。
公共建築では、新築・改修とも屋上緑化を推進していて、
民間でも、緑化対策のある建物だと金利が優遇されたり、
と、最近増えてきているよーです。
2007年6月27日
カテゴリー:建築改修工事監理指針